【いの健センター事務局長談話】
人のいのちを奪い続けるプーチンロシア大統領によるウクライナへの軍事侵略に強く抗議し、直ちに撤退を求める
2022年3月7日
働くもののいのちと健康を守る全国センター
事務局長 前田博史
2月24日にはじまった、ロシアのプーチン大統領による隣国ウクライナへの侵攻により、多くの命が奪われ続けている。
プーチン大統領が、いかなる理由を述べようとも、軍事により隣国に攻め込むなど、人の命を軽んじる蛮行以外の何物でもない。
いの健センターは、プーチンロシア大統領によるウクライナへの軍事侵略を断固糾弾する。
さらにロシアは核保有国であり、その使用も脅しに使い威嚇を強めている。
核兵器は、人の命を一瞬にして奪い、生き残っても後遺症に苦しみ、その影響は被爆2世、3世への命と健康に影響を与える。
たとえ、核兵器そのものを使用しなかったにしても、ウクライナにはチェルノブイリ原発事故現場をはじめ、多数の原発が存在し、新たな核の惨禍につながる危険もはらんでいる。
そのような核を背景に、隣国を支配しようとすることは人道的に許されない。
戦争で常に犠牲になるのは、その国の国民、働くものでありその家族である。
世界は新型コロナパンデミックに苦しんでおり、パンデミックから人類と地球を守り、コロナから命と健康を守るために全力を挙げている。その最中に、人間の手で人の命を奪い取りながら軍事侵攻を続けるプーチン大統領は許されるものではない。軍事侵略をただちに停止し、撤退することを強く求めるものである。
以上。